
クールネックリングは液漏れして危険って聞いたんだけど本当?



実際に液漏れが原因のトラブルがあるようだね!
でも大丈夫!液漏れの原因と対処法を知っていれば、危険な事故を未然に防げるよ
夏の定番となりつつある冷却グッズ「クールネックリング」を使っている人が増えたと思いませんか?
ネッククーラーやアイスリングと別の名前で呼ばれることも。
しかし、ネッククールリング利用者が増加する一方、危険なトラブルも多発しているようです。
中でも多いのが液漏れによる事故。
一体何が原因で液漏れが起こるのか?どんな対処法があるのか?
クールネックリングを安心して使えるよう、疑問を解決していきます。
クールネックリングの危険な液漏れ原因と事故例を徹底調査!液漏れした時の応急処置も解説


クールネックリングは手軽で便利な製品ですが、使い方を間違えると危険なアイテムになることも。
安心して使うため、商品の特性を理解し、適切な取り扱いをすることで事故やトラブルを未然に防ぐことができます。
また、万が一クールネックリングが液漏れした場合の応急措置方法も説明します。
クールネックリング液漏れの原因は主に3つある
クールネックリングの液漏れには主に3つの原因が考えられます。
液漏れ原因その①外部からの強い衝撃や圧力
クールネックリングの内部には、冷却効果を持つPCM(相変化材料)が封入されています。
これが外部からの強い衝撃や圧力、例えば落下させたり、重いものを乗せたりすることで、本体が破損し、液漏れを引き起こす可能性があります。
特に、子どもが使用する際や、持ち運び時には注意が必要です。
液漏れ原因その②鋭利なものとの接触
バッグの中に入れた鍵や筆記用具、アクセサリーなど、鋭利なものと接触することで、クールネックリングの表面に傷がつき、そこから液漏れが発生することがあります。
使用しない時は、他のものと分けて保管するなど、配慮が必要です。
液漏れ原因その③素材の劣化
クールネックリングの素材は、時間の経過とともに劣化する可能性があります。
特に、直射日光に長時間さらしたり、高温になる場所に放置したりすると、素材の劣化が早まり、亀裂が生じて液漏れに繋がります。
製品の推奨使用期間を守り、適切に保管することが重要です。
クールネックリングの液漏れによる事故の事例
以下は、クールネックリングの液漏れが原因で起こる事故例です。
具体的にはどんな事故があるのか見てみましょう。
ケース1:皮膚トラブル(皮膚炎、かぶれ、赤み、かゆみ)
クールネックリングの液漏れで最も多く見かける事故例は皮膚トラブルです。
子どもが付けていたクールネックリングが破けたことに気づき肌に付着した内容物を拭きとったが、首の皮膚がただれた
液漏れした中身が皮膚に付着し、皮膚炎や赤み、かゆみ、かぶれなどのアレルギー症状を引き起こすことがあります。
特に、敏感肌の人や長時間付着していた場合に症状が出やすい傾向があります。
首元に直接装着する製品のため、汗と混ざることで刺激が増し、皮膚トラブルが悪化することもあります。
ケース2:目への被害
液漏れした中身が目に入ると、痛み、充血、異物感のような症状を引き起こすことがあります。
アイスリングの冷却剤が眼に入り、洗いながしたが違和感があった
重症化すると、角膜炎などの眼科的疾患に繋がる可能性も。
特に、子供が使用している場合や、破損に気づかずに使用し続けた場合にリスクが高まります。
ケース3:衣類や所持品の汚損
中の液体は、衣類やバッグの中の所持品(本、書類、電子機器など)に付着し、シミになったり、故障の原因になることがあります。
油のようなものがついてリュックが使えなくなりそう
洗ってもなかなかとれなくて、お気に入りのものが台無しになることも。
- 洗濯してもシミが落ちない
- カバンの中の書類が汚れて使えなくなる
- スマホなどの電子機器に液体が侵入し故障する
上記のようなリスクが考えられます。
ケース4:誤飲・誤食(特に子供やペット)
液漏れした中身を、小さな子どもやペットが誤って口に入れてしまう事故も報告されています。
首につけるネッククーラーを猫が噛んで中身が口に入った
一般的なPCMはノンフロン・食品由来の成分(例:パラフィン系)を使用してあり、すぐに重篤な健康被害に至ることは少ないとされています。
ですが、製品ごとに異なるため成分表の確認が必要です。
万が一の場合は医療機関を受診することが推奨されます。
【窒息のリスクに注意】特に小さな部品が取れたり、液体が大量に流れ出たりした場合、誤飲による窒息の危険性もゼロではありません。
ケース5:排水管のつまり
中の液体を洗い流す際に、排水口や排水管が詰まってしまうという事例も報告されています。
破損した中身を慌てて洗面台に流したら排水溝が詰まって業者呼んだ
中身のPCMは低温で固まる性質があるため、排水管の中で固まってしまい、水の流れを阻害することがあります。



いろんなトラブルの例があるんだね~
実際にトラブルが起きたらどうしよう



応急処置方法も調べるよ
万が一液漏れしてしまった場合の応急処置5つ
どんなに注意していても、液漏れが発生してしまう可能性はゼロではありません。
もし液漏れしてしまった場合は、以下の手順で速やかに対応しましょう。
①液漏れを見つけても素手で触らない
液漏れしたPCMは、皮膚に刺激を与える可能性があります。
直接素手で触れないように、ティッシュペーパーやタオルなどで素早く拭き取ってください。
②皮膚に付着した場合は洗い流す
もし皮膚に付着してしまったら、すぐに大量の流水と石鹸で洗い流してください。
かゆみや赤み、かぶれなどの異常が見られた場合は、すぐに皮膚科を受診しましょう。
③目に入った場合大量の水で洗い流す
最も危険なケースです。
目をこすらず、直ちに15分以上、大量のきれいな水で洗い流してください。
その後、すぐに眼科医の診察を受けてください。
④衣類や家具に付着した場合早く拭き取る
PCMは油性成分を含んでいるため、シミになる可能性があります。
可能な限り早く、中性洗剤などを使って洗い流すか、拭き取ってください。
⑤液漏れや異変のある製品は処分する
液漏れしたクールネックリングは、絶対に再利用しないでください。
液漏れや異変がある製品は新しいものに交換し、古いものはビニール袋などに入れて自治体の分別方法に従って処分しましょう。
液体が漏れないようにビニール袋などに入れ、自治体の指示に従って適切に廃棄してください。
液体がPCMの場合は水で固まるので排水管に流さないように注意しましょう



応急処置の方法を知っていれば慌てないでよくなるね
クールネックリングの液漏れを防ぐ3つの対処法!液漏れ防止グッズはあるの?


クールネックリングの液漏れを未然に防ぐには、日ごろの取り扱い方が重要です。
液漏れを防ぐ対処法や液漏れ防止グッズがあるかどうかについて調べてみました。
クールネックリングの液漏れを防ぐ3つの対処法
クールネックリングを安全に使うための主な対処法は以下の3つです。
対処法その①取り扱いには細心の注意を払う
クールネックリングは、デリケートな製品であることを認識し、優しく丁寧に取り扱うことが最も重要です。
- 落下や衝突を避ける: 持ち運びの際は、専用のポーチに入れたり、バッグの中で他の荷物に埋もれないようにしたりするなど、衝撃から守る工夫をする
- 無理な力を加えない: 首に装着する際も、必要以上に強く引っ張ったり、ねじったりしない
対処法その②保管場所に気を配る
使用しない時の保管方法も、液漏れ防止に大きく関わります。
- 鋭利なものから離す: 鍵やハサミなど、鋭利なものと一緒に保管するのは避ける
- 直射日光や高温を避ける: 車内や窓際など、直射日光が当たる場所や高温になる場所に長時間放置しない
対処法その③定期的な点検と買い替えの検討
製品は消耗品であることを理解し、定期的な点検と必要に応じた買い替えを検討しましょう。
- 破損がないか確認: 使用前には必ず、クールネックリングの表面に傷や亀裂がないか、液漏れの兆候がないかを確認する
- 異変を感じたら使用中止: 少しでも異常を感じたら、すぐに使用を中止し、新しいものに交換する
液漏れ防止アイテムはあるのか?
クールネックリングを丁寧に扱えばいいのは分かりましたが、液漏れ事故を防いでくれるグッズは無いのでしょうか?



完全に防止するグッズはないけど、専用カバーや保冷ケースを使用することで液漏れリスクを軽減できるよ
やはり、液漏れを防ぐためには日ごろの取り扱い方が重要となるようです。
しかし、次のようなアイテムを利用することでクールネックリングの液漏れリスクを軽減することは可能です。
クールネックリング専用のカバー


商品によっては、専用のカバーが売ってあることがあります。
外部からの擦れや衝撃を和らげ、クールネックリング本体の傷つきや劣化を防ぐ効果が期待できます。
専用の保冷ポーチ・ケース


持ち運び中に他の荷物とぶつかったり落としたりする際の衝撃からクールネックリングを保護し、液漏れ防止に繋がります。



保冷目的のアイテムだけど、外部からの衝撃も和らげてくれるから長持ちするんだね
【2025年最新】クールネックリングの液漏れは危険!原因・事故例・応急処置を徹底解説まとめ


クールネックリングの危険な液漏れについて、液漏れの原因や対処法を解説しました。
- 液漏れの主な原因は「外部からの強い衝撃や圧力」、「鋭利なものとの接触」、「素材の劣化」など
- 液漏れを防ぐ対処法は「取り扱いや保管場所に注意する」、「定期的に点検する」ことが大事
- 液漏れした時の応急処置は「素手では触らない」、「目や皮膚に付着したら大量の水で洗いながす」、「衣服やバッグの付着はすぐに拭きとる」
クールネックリングの液漏れは危険ですが、扱い方や保管の仕方に注意をすればリスクを最小限に抑えることができるんですね。
また、万が一液漏れしたときのために応急処置を知っておくと安心です。
専用のカバーやケースを使えば、保冷もできてクールネックリングの消耗も抑えることができるのでおすすめですよ。
あなたの手元にあるクールネックリングも一度確認してみて、違和感があったらすぐに交換してくださいね。



さっそく確認してみよう!