
今日は節分の日!
大好きな恵方巻きが食べられる♪



美味しいうえにボリュームたっぷりで私も大好き♪
ところで恵方巻きってどこの文化なのか知ってる?



知らない!
なんとなく食べてたけどどこの文化なんだろ?



恵方巻きを食べる習慣が一体いつから始まったのかも知りたくない?
恵方巻きの起源は色々な説があって面白いわよ!
日本全国の人が年間行事として食べている恵方巻きですが、そのルーツは謎が多いです。
ここでは、恵方巻きがいつから始まったのか、恵方巻きの誕生時期について分かりやすくまとめていきます!
また、恵方巻きはどこの文化なのか、気になるその発祥地についても詳しく見ていくので、豆知識として学んでみるのも楽しいと思いますよ♪



やっぱり行事の起源を知っていたほうが
より行事に入り込めるわよね♪
恵方巻きはいつから始まった?どこの文化なのかご紹介!


毎年節分の日の楽しみとして恵方巻きを食べる方も多いことでしょう♪
そんな人気の恵方巻きですが、全国で食べるようになったのは比較的最近のことなのです!



ずっと昔から食べられてた訳じゃないんだ!
ただし、節分の日に恵方巻きを食べる習慣自体は、数百年程前にはあったとされています。
ここでは、恵方巻きの発祥地や生まれた時期について分かりやすくご紹介するので、参考にしてください!
江戸時代〜明治時代の大阪で誕生!
恵方巻きは、江戸時代〜明治時代にかけて誕生したと言われています。
起源は諸説ありますが、大阪の商人や芸子が商売繁盛を祈願し、節分に巻き寿司を食べたのがはじまりという説が有力です。
この頃はまだ「恵方巻き」ではなく、「巻き寿司」や「丸かぶり寿司」と呼ばれていたようです。



あとで詳しく触れるけど恵方巻きの起源には諸説あるのよね!



恵方巻きの由来はとくに曖昧なことが多いから
あくまで現代の通説は「江戸から明治に生まれた」ということだよ♪
企業のマーケティングと恵方巻きの関係
実は、恵方巻きを食べる風習は、戦争などの影響で一時は廃れていました。
1970年代後半に大阪海苔問屋協同組合の行ったイベントを契機に復活し、関西地方に定着したのです。



つまり海苔問屋さんがいなかったら
恵方巻きはそのまま無くなってたの?!



企業努力のおかげで恵方巻きの文化は存続しているんだね♪
1989年に全国に広まった!
1989年、広島県のとあるコンビニで、節分に「その年の縁起のいい方角を向いてまるかぶりする」という謳い文句とともに、「恵方巻き」という名の巻き寿司が売り出されました。
これが一躍話題となり、今日の呼び名の由来とされています。
スーパーやコンビニ等の積極的な販売促進活動により、全国的なイベントへと変貌を遂げました。
これらの店舗は、恵方巻きを食べることで一年の福を呼び込めるという信念を広め、消費者に新たな年中行事として受け入れさせることに成功させたのです。
やがて手作りを楽しむ家庭も増え、節分の食べ物として世に定着していきました。



バレンタインデーとかと同じで、恵方巻きの普及には
企業戦略が大きく関わってるんだね♪
諸説アリ?!恵方巻きの色々な起源をご紹介!


江戸時代〜明治時代に恵方巻きが始まったということでしたが、実は恵方巻きの起源には諸説がいくつかあります。



あれ?
じゃあ江戸時代〜明治時代に始まったというのはウソなの?!



あくまで最も有力とされている説が江戸時代〜明治時代に誕生したというだよ
恵方巻きの起源について様々ある諸説を見ていくので、色々考察してみたら楽しいかもしれません♪
ちなみに、節分と言えば恵方巻きの他に豆まきもありますね!
節分の起源と豆まきの誕生についてもおまけ程度にご紹介するので、そちらもぜひ参考にしてください♪
「戦のゲン担ぎ」から誕生したとする説
古い時期にまつわる説には「戦国時代の武将が、節分の日に巻き寿司を丸かぶりをして出陣したところ、戦に勝利した」というものがあります。
また「江戸時代中期頃、節分の時期に香の物(漬物)入りの巻き寿司を切らずに食べて、縁起を担いだ」とする説もあります。
いずれもスーパーのチラシや聞き取りが出処で、真偽のほどは定かではありません。
ただし、海苔が普及しはじめたのは江戸時代に入ってからのことなので、この説は信憑性がうすいとも考えられています。



今の恵方巻きの形じゃなくて
恵方巻きに似たような握り飯を食べてた可能性もあるわね♪
「花街の遊び」から誕生したとする説
主要な説のひとつに、花街の遊びが恵方巻の起源とするものがあります。
大正時代~戦後にかけて大阪の船場(せんば)に暮らす人々は当時、芸子と巻き寿司を使った遊びをしていたそうです。
具体的には、遊女に巻き寿司を丸かじりさせていたといいます。



げー
趣味の悪い遊び!



これが起源とすると
この遊びがどう縁起の良さにつがるのか分からないね
黒い大きな太巻きを先端からかじりつくのですが、その際「太巻きを切ってはいけない」決まりになっていました。
さらに、太巻きの中身は、色彩鮮やかな具材が入っていることはみなさんご存知だと思います。
華やかな色は着物の柄を表しているとも…
花街の遊びが恵方巻きの由来というのはあまり気分の良いものではないですし、できれば信じたくない説ですね。
節分は中国発祥だった!
実は、節分は日本ではなく中国が由来です。
古代中国では、「追儺(ついな)」という儀式が行われ、鬼を追い払うために邪気を祓う行事で、この追儺が日本に伝わり、節分として定着しました。
ちなみに現在、中国をはじめその他の国々でも節分行事は行われておらず、節分は日本独自の習慣のようです。



中国では豆まきしたり恵方巻きを食べる習慣は無かったらしいよ!



入り込もうとする鬼を払う中国の文化と
日本の文化が合わさって豆まきと恵方巻きが生まれたんだね♪
日本では今でも「節分追儺式」が行われている寺院がいくつかあります。
東京だと、港区にある「増上寺」で、毎年の節分にあわせて「節分追儺式」が開催されているようなので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。



ちょっと待って!
もともと中国で豆まきの習慣がなかったなら
どうして日本だと豆をまくようになったの?!
以降では、日本で豆まきを行うようになった理由について詳しく見ていきます!
日本での豆まきの由来
豆まきには、鬼(邪気)を打ち払う意味と、豆を投げ与えて静まってもらうという意味が込められています。
中国で行われていた追儺では、方相氏(ほうそうし)と呼ばれる人が、桃の木で作った弓矢で鬼を追い払っていました。
当初は鬼を追い払う役割を持っていた方相氏が次第に鬼に見立てられて追い出されるようになり、これが豆まきの原型になったといわれています。



つまり歴史の流れとともに
弓矢の矢が豆に変わっていったのね!
具体的に豆まきがいつ頃始まったのかは定かではありませんが、南北朝時代(1336~1392年頃)には行われていたとされています。
当初は豆まきではなく「豆打ち」として行われていたそうです。
豆を「打つ」のではなく「まく」に変化したのは、農民の豊作を願う気持ちが反映し、畑に豆をまく行為を表現しているからとのことです。
【恵方巻き】いつから始まった?どこの文化なのか徹底調査!まとめ


今回は、恵方巻きがどこの文化で、いつから始まったのかについて分かりやすくまとめてみました!



恵方巻きの誕生について見てきたけど
そもそも起源が曖昧ね



恵方巻きがどこの文化かと言えば
日本の大阪である可能性が高いことは分かった♪
改めて、恵方巻きがいつから始まったのか?ということに関しては歴史的にも曖昧で、諸説ありということでした!
・江戸時代〜明治時代に行われた商売繁盛を祈願する行事
・戦国時代・江戸時代の戦前のゲン担ぎ
・江戸時代初期の花街の遊び
大阪の商人や芸子が商売繁盛を祈願して、節分に巻き寿司を食べたのが恵方巻き文化の始まり、とするのが通説でしたね。
恵方巻きが全国的に食べられるようになったきっかけは、1989年のコンビニでの販売ということでした♪



土用の丑の日と同じだね
企業努力で恵方巻きの文化を作り上げたんだもん♪



現に節分の日は恵方巻きが大量に売れるから企業としては書き入れ時よ♪



豆まきにしても恵方巻きにしても
節分の日は日本オリジナルの行事が多いことが分かったね!
節分自体は中国の文化ですが、恵方巻きを食べる習慣は完全に日本の文化ということで、色々と入り組んで複雑なイベントですね。
恵方巻きの起源は諸説ありますが、逆に言えば信じたい説を信じれば良いと思います。
ビジネスで成功したい方は商売繁盛の祈願、受験生であれば戦前のゲン担ぎとして恵方巻きを食べると運勢アップ間違いなしでしょう♪