日光の下ではサングラス、屋内ではメガネとして使える画期的な「調光レンズ」。
「自分に合った調光レンズの選び方ってあるの?」と悩まれている方も多いのではないでしょうか。
一方、せっかくメガネとサングラスが兼用できて舞い上がっている中、「ダサい」「恥ずかしい」というネガティブなコメントを見るのは気持ち良くないですよね。
そこで今回は
- 調光レンズがダサいと評判の理由
- 調光レンズの選び方
というトピックでまとめていきます。
調光レンズはダサい?悪い評判が多いのはなぜ?
「紫外線を感知すると色調が変化するメガネ」という字面だけを見るとオシャレでかっこいい感じがしますが、現実はシビアで厳しい意見が多いです。
『調光レンズがダサい』と言われる最大の理由3選
調光レンズは「見た目」の評判がすこぶる悪いので、調光レンズがダサいと囁かれている大きな理由を3つ挙げていきます。
色の変化が遅すぎる
屋内に入っても、一度色濃くなったメガネが透明化するまでには数分かかるので、透明になるまでのプロセスをじっくり味わうことになります。
メガネの色が段々と変わっていく様子が少し滑稽に映る方もいるかもしれません。
また、外から中に入ってきた直後は、もろに”サングラスをかけた状態”に見えます。
これも、「ダサい」と思われる一因と考えられますね。
ナルシストに見える
「自分をかっこいいと思っていそうなのがダサい」という声があります。
つまり、調光レンズを「自分の魅力を上げるためのアクセサリーとして使っている」ことが気に食わないという方が一定数見受けられます。
目が不自由で、メガネ/サングラス両用の恩恵を真に受けたい方からすると、冷たい意見です。
しかし、色が変わるメガネなんてオシャレ!というポジティブな声が一定数あることも確かなので、それぞれ個人の考え方に委ねられますね。
フレームが顔に合っていない
調光レンズ云々というより、そもそもメガネのフレームが顔に合っていないことが考えられます。
- 丸顔の方は角ばった直線的なフレーム
- 面長の人は天地の幅があり、丸みを帯びたフレーム
というように、輪郭に応じて似合う似合わないが出てきます。
何となくメガネが似合わないな…という方はまずフレームが顔に合っているかを確認してみると良いかもしれません。
調光レンズの良い評判と悪い評判をご紹介!
調光レンズに関して、実際の良い評判と悪い評判について詳しく見ていきましょう!
調光レンズの良い評判
私メガネユーザーなので、夏は調光レンズのものを使っていますが、快適です。オススメですよ
初めて調光レンズのメガネ買ったけど良すぎる。なんでもっと早く買わなかったんだろう。
まだ半日しか使ってないけど日差しあるとこで有能すぎて既に調光レンズの虜
調光レンズはおしゃれで良いですよね 1つ持ってます
このダテのダテ?メガネ調光レンズかな??? おしゃれでいいなぁ 次買うときは調光レンズにしたい
調光レンズの悪い評判
わたくし休日は調光レンズの眼鏡(サングラス)を使ってるのですが、過度に暗くならずに世界がシャープに見えるので結構おすすめです。デメリットはダサいことです
しかし何度見てもオークリーの調光レンズの標準ラインナップの色合いは泣くほどダサい。お高いカスタムモデルで稼ぐ気が見え見えすぎて萎える。
サングラスが調光レンズだから部屋の中だと色でない笑 ダサい。笑
ツーリング用に調光レンズを入れたメガネを作ったんだけど、店内に入ってもかけていないとメニューが読めない、半端に色がついた状態がダサいなどの理由で使わなくなってしまった。 調光コンタクトとクリアのアイウェアの組み合わせを試してみたい。
調光レンズのアイウェアもらったけどデザインが絶望的にダサい
引用元:X(旧Twitter)
調光レンズの評判まとめ
調光レンズは、紫外線から目を保護する機能面では好評が多いですが、色合いなど見た目が「ダサい」といった声が見受けられます。
他にも、ネット上では「ヤンキーくさくてダサい」「キザっぽくて嫌」という声も。
調光レンズを使う際は、見た目の不自然さには目をつぶり、ある程度割り切る必要があるかもしれませんね。
これでダサいと言われない!調光レンズの選び方3選
調光レンズは通常のレンズよりも料金が高く、できれば失敗したくありませんよね。
ここでは、自分に合った調光レンズを効率的に選ぶ方法について、ポイントを3つに絞ってご紹介します!
メーカー別で選ぶ
調光レンズを購入する際のポイントは「有名所で買う」ことです。
調光レンズはピンキリで、安い商品だととにかくお粗末(色が汚い・変色スピートが遅い等)なモノも多くあります。
デリケートな目を大事にするためにも、調光レンズはちゃんとした会社の商品を選びましょう!
以下は有名会社の一例です。
HOYA(国内メーカー)
調光レンズを試したい方にオススメします。
大人向けの落ち着いた色味が特徴です。
やはりレンズも国産が安心安全でしょう!
ZEISS(海外メーカー)
オシャレに決めたい方にオススメします。
前衛的な調光システムを採用し、色の変化のスピードが他と比べて1.5倍です。
ZEISSのメガネであれば、クリアレンズに戻る時間が短縮されるので、上述した一部の”ダサい問題”を解決できるかもしれません。
使用目的ごとにカラーを選ぶ
2つ目のポイントは「レンズカラー」です。
カラーによって効果も違ってくるので、カラーは商品選択の際の重要な要素です。
メーカーによって多少異なりますが、
- グレー系
- ブラウン系
- パープル系
- ブルー系
- グリーン系
と大きく5つに分類されることが多いので、それぞれ使用目的ごとにご紹介します。
ドライブにはグレー系
明るさをカットできるので、日常生活やドライブに適しています。
ただし、色調の変化はありません。
外でのスポーツにはブラウン/グリーン系
色のコントラストをハッキリさせるため、雨天時や野外スポーツに適しています。
優雅に過ごしたい時はパープル/ブルー/グリーン系
コントラストを抑えて色合いを均一に保つので、リラックスしたい時に適しています。
自分の輪郭に合わせて選ぶ
「ダサい状態」にならないためには、自分の顔の形に合うフレームを選択することも重要です。
ここからは、4パターンの輪郭ごとに似合うフレームをそれぞれ見ていきましょう。
『三角顔』の方は丸みのあるフレームが似合う!
『丸顔』の方はシャープなフレームが似合う!
『面長」の方は上下幅のあるフレームが似合う!
『四角顔』の方は曲線型のフレームが似合う!
メガネは輪郭の特徴を平均値に修正させるようにかけると、バランスが取れ似合うようになります。
つまり、顔が平均よりも、顔比率で相対的に長めの方は「長さ」を打ち消すために丸いフレームをかけると良いです。
逆に、顔が平均よりも丸々している方は「丸み」を緩和させるために直線的なフレームをかけると似合います。
調光レンズに関してよくある質問
ここで、調光レンズを購入・使用する上でよく出てくる疑問を解消しておきましょう!
度は入っているの?
調光レンズは「度付き」かどうかを購入時に選べます。
- 遠視
- 近視
- 乱視
- 遠近両用
と全てのニーズに合わせて購入できるので安心してください。
ファッションの一部として調光レンズをかけたい時は、普通のメガネと同様に「ダテ調光レンズ」を購入可能です。
紫外線カット率は?
調光レンズの紫外線カット率は一般に「99%以上」と言われています。
つまり、紫外線カット率においては普通のサングラスと遜色ありません。
サングラスにメガネの要素をそのまま足したイメージですね。
レンズの色が変化するスピードは?
紫外線を浴び始めて「数十秒」程で紫外線の強さに応じて色が濃くなります。
逆に、クリアレンズに戻る速さは「数分」程掛かります。
このため、屋外から屋内に入ってすぐだと「室内でサングラスを掛けていてダサい」と思われるケースもあるようです。
他人の目が気になる方は、レンズが透明になるのを数分待ってから掛けるのが良いかもしれません。
調光レンズの寿命は?
調光レンズの平均寿命は「2〜4年」と言われています。
さらに、性能が保たれ正常に使用できる期間は「2〜3年」程です。
経年劣化により、濃淡のバリエーションが減ってきます。
メガネの平均寿命が「3〜4年」なので、概ね普通のメガネと同じスパンで買い替えるのが良さそうです。
調光レンズを使用する上での注意点とは?
調光レンズを使用する上で特に注意すべき点を2つご紹介します。
建物出入り時の視界は悪るくなっているので注意!
調光レンズをかけたまま外から建物の中に入った瞬間は、視界が悪くなっているので要注意です。
前述したとおり、色濃くなった調光レンズは透明に戻るまで「数分」は要します。
特に、階段の昇り降りなどには慎重になりましょう。
ドライブ時の暗所や標識は見えづらいので注意!
レンズが色濃くなった状態で車を運転するのは危険です。
標識、トンネル内での運転などで視界が見えづらくなり、事故のリスクが上がります。
車のフロントガラスには紫外線をカットするものもありますが、自信の無い方は大事を取ってドライブ時の着用は控えておきましょう。
それでも調光レンズをかけてドライブしたいという方は、グレー・ブラウン・グリーン系のレンズをオススメします。
これらの色は色調の変化が少なく、比較的視界が安定しているので、ドライブも問題ないでしょう。
調光レンズはダサい?評判や選び方を解説!まとめ
調光レンズがダサいという評判や自分に適した調光レンズの選び方についてまとめてきました。
周囲に「ダサい」と思われず、スタイリッシュに調光レンズを使うには、室内での工夫が大事です。
中途半端に色が濃いと「あの人ダサ!」となるので、中に入ってきたらメガネを外して”数分間のインターバルを挟む”というようにルールを作ると楽かもしれません。
また、調光レンズの失敗しない選び方のコツは「有名所で買う&目的に応じてカラーを選ぶ&輪郭に合ったフレームを選ぶ」ことです。
この記事が、調光レンズの購入を検討している方の一助になれば幸いです。