白酢は掃除に効果ある？白酢と酢の違いを解説！

一般のご家庭では液体調味料として活躍している酢ですが、実は掃除に使われることも少なくありません。

酢の中でも、白酢は掃除効果が高いことに加え、安価で買えるので安心してください♪

この記事では、白酢の掃除効果について具体的な効能とともに、その他の酢との違いについても詳しく解説していきます！

最後には、掃除用の液体として酢を使うに当たって、必ず知っておいてほしい注意点3つもまとめているので、事前に確認しておきましょう♪

白酢の掃除効果は？一般的な酢との違いやオススメの掃除方法もご紹介！

主に料理の味を整えるために使用される白酢は、掃除にも役立ちます。

白酢を使ったオススメの掃除方法も具体的に見ていくので、参考にしてみてください。

白酢は掃除に効果絶大！

白酢は掃除には非常に有効です。

天然の殺菌作用と脱臭効果を持つため、キッチンやバスルーム、トイレの清掃に使えます。

特に水垢や石鹸カスの除去、排水口の悪臭対策には欠かせないアイテムと言えるでしょう。

白酢がもたらす掃除の効果は主に以下です。

・酢酸が雑菌の繁殖を抑える
・水垢や石鹸カス、カビなどアルカリ性の汚れを落とせる
・人体に優しく、洗剤よりも比較的安全に使用できる

白酢特有の酸っぱい臭いは、使用時に不快感を覚える方もいるかもしれません。

臭いが気になる場合は、掃除後の換気を徹底するか、臭いのマスキングとしてレモン汁やお好みのエッセンシャルオイルを少量加えることで臭いを軽減できます。

白酢と酢の違いは「原料と製造過程」

白酢と一般的な酢の違いは製造過程と透明度です。

白酢は、その名の通り色が白い（透明）ことが特徴で、主にアルコールを酸化させて作られます。

一方で、通常の酢は米や果物などさまざまな原料から作られ、それぞれ独特の色と風味を持ちます。

例えば、米酢はやや甘く、りんご酢にはフルーティーな香りがありますね。

そして白酢は、穀物、果汁を発酵させて作る酢の2倍の酢酸が含まれている濃厚な醸造酢です。

酢酸は、水アカや石けんカスを水に溶けやすい成分に分解し、水で洗い流すことで汚れを綺麗に落とします。

つまり、白酢は酢酸の濃度が他の酢よりも濃度が高いため、白酢は掃除に有用ということです！

ちなみに白酢はホワイトビネガーとも呼ばれます。

白酢の取扱店

白酢は、取扱店に偏りがあり、一般的なスーパーや商業施設でも販売されていない場合があります。

取扱いが確認できた店舗は以下の2つです！

・カルディ
・コストコ

以下3つのネットショップでは、まとめ買いできたり豊富な種類から選べますよ♪

・Amazon
・楽天市場
・ヤフーショッピング

白酢は経済的な一面もあり、500mlの容量なら500円以下で買えるものもあります。

酢を使ったオススメの掃除方法2選

お酢水スプレー

水あか掃除のために、酢を水で薄めた「お酢水スプレー」がオススメです。

作り方は非常に簡単で、酢と水を1対1または1対2の割合でスプレー容器に入れて、混ぜるだけです。

スプレー容器はホームセンターや通販、100均のものでも使えます。

作ったお酢水スプレーは、1週間を目安に使い切りましょう。

夏場など、暑い季節は4～5日程度が使用期限です。

お酢水パック

スプレーで落ちない頑固な水あかには「お酢水パック」を使いましょう。

水あかにお酢水スプレーをまんべんなく吹きかけた後、その上にキッチンペーパーやティッシュをかぶせます。

さらにそこにお酢水スプレーを吹きかけ、パックした状態で放置しましょう。

パックは１時間から２時間ほど放置してください。

長時間お酢水に晒しておくことで水垢を浮かせます。

その後スポンジや歯ブラシでこすり、酢を水で洗い流せばきれいになります。

コレだけは知っておこう！酢で掃除する時に気をつけたいポイント3選！

食酢の中でも白酢が掃除に最適ということについて見てきました。

しかし、酢を使った掃除には注意しなければいけない点があります。

ここからは、酢による掃除で失敗しないための事前知識をまとめていくので、チェックしておきましょう♪

それでは、「酢が使えない材質」「酢と一緒に使えない洗剤」「掃除に使えない酢」についてそれぞれ分かりやすくご紹介していきます！

鉄・アルミ・大理石は掃除できない

酢には使えない材質がある点も留意しておいてください。

鉄・アルミ・大理石などの材質に酢をかけて掃除するのはダメです。

鉄やアルミに酢をかけると、錆びの原因になります。

また、大理石は炭酸カルシウムが主成分のため、酸性の酢をかけると溶けてしまうので注意しましょう。

塩素系洗剤との兼用はNG

掃除に活用できる洗剤には色々な種類があり、目的や掃除する場所に応じて使い分けが必要で、一緒に使用すると危険を伴うものがあります。

酢に関しては、塩素系洗剤と一緒に使うのはＮＧです。

塩素系洗剤はカビ掃除に適しており、水回りの掃除に用意することが多いですが、塩素系洗剤と酸性の酢を混ぜると、有毒ガスが発生する恐れがあります。

酢と塩素系洗剤を混ぜるのは危険なので気を付けてください。

一般のご家庭によくあるキッチンハイター、カビキラーなども塩素系の洗剤なので注意しましょう。

使い方を誤ると人体に影響が出るため、酢と塩素系洗剤を近づけない工夫も大切です。

掃除には向かない酢の種類

酢の中にはすし酢や果実酢、調味酢など旨み成分が含まれているものは、砂糖が含まれているため掃除をした後にべたつきやニオイが残ることがあります。

掃除に向いている酢として、白酢と肩を並べるのが穀物酢です。

値段：192円（税込）
サイズ：500ml

酢の種類にも掃除に向いているものと向いていないものとがある点を理解しておきましょう。

白酢は掃除に効果ある？白酢と酢の違いを解説！まとめ

今回は、白酢は掃除にも使える万能な液体調味料である、ということについてまとめてきました！

酢酸の掃除における効能はこちらでした！

・酢酸が雑菌の繁殖を抑える
・水垢や石鹸カス、カビなどアルカリ性の汚れを落としてくれる
・人体に優しく、洗剤よりも比較的安全に使用できる

白酢を使った掃除のデメリットとしては、酢酸の臭いがキツイことです。

臭いの対処法は以下がオススメですよ♪

・空気を換気する
・レモン汁やお好みのエッセンシャルオイル少し加える

塩素系洗剤には、キッチンハイターやカビキラーなど有名所の洗剤もあるため、注意しましょう。

白酢の具体的な活用方法としては以下の2つです！

・お酢水スプレー（酢と水を1：1または1：2の割合で混ぜる）
・お酢水でパック（スプレーした所にティッシュやキッチンペーパーをして、さらにスプレーして2〜3時間放置する）

白酢が買える店舗としてはカルディ・コストコ、ネットではAmazon・ヤフーショッピング・楽天市場がありました！

白酢は掃除効果はもちろんのこと、経済的でもあるので、ぜひこの機会に掃除に酢を活用する習慣を付けてみませんか？！